どこでもドアが欲しかった

知らない男の人から電話掛ってきた「真美子の夫です」と。その後、俺は恐ろしい世界に巻き込まれた…

time 2016/11/18

知らない男の人から電話掛ってきた「真美子の夫です」と。その後、俺は恐ろしい世界に巻き込まれた…

旦那さんの襟の汗が滲んでくる。俺も旦那さんも汗だく。
Aは言い合いになったら止めてくれと言ってあるので携帯いじりに夢中。

こちらとしては、もう二度と会わないし、LINEもブロックする。
旦那さんとしては、連絡は取らないでほしい。けれど離婚協議になったら
私に協力をお願いしたい。謝礼も払う。と言われた。

この度は申し訳ありませんでした。と頭を下げたがやはり納得はしていない模様。
そしたら鞄からレポート用紙を取り出すと今日の話し合いの要点を書くので
サインしてほしいとの事。

それから30分、これでいいですか?とかここが違いますとか言いながら
真美が真美子と名乗って、既婚なのに未婚と偽装し俺と逢瀬を重ねた。
当事者(俺氏)は真美が真美子とも知らず、さらに未婚であるとの認識であった。
〇年〇月〇日 どこどこにて作成。サイン。立会人友人A。
こんな感じだった。

俺もAも居た堪れなくなった。
いくら事情を知らないにしても自分の妻の浮気相手が目の前にいても旦那さんは
ぐっと我慢して歯を食いしばっていた。
俺は心底申し訳ない気持ちでいっぱいだった。謝っても罪が消える訳じゃないが
何回も何回も謝り倒した。旦那さんは「あなたは悪くない」と言ってくれるが
俺自身もう訳が分からなくなっていた。パニックだった。

次にお金の問題が出てくるんだろうと思い、身構えた。
「慰謝料とか言うつもりはないですよ」とフっと笑った。
正直に言う。マジで俺はホッとした。

(Visited 4,349 times, 1 visits today)

down

コメントする

シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • メタ情報

  •