ボス彼女は初心者でした。
揉んどりうって滑ると言うか落下しながら斜面を下っている。
その横をわざとらしく颯爽と滑る私。
見た目や服装から全然滑れるように見られない私ですが、実はボード歴が長く毎週滑りに行っているような雪山バカだったのです。
それを見て呆然とするボス彼女。
高いの買ったって延々と自慢してたウェア、雪だるまになってるあなたにとっても似合ってますよ!
それからは男友達と男×2らと一緒に滑っていたのですが、ボス彼女につきっきりで教えていた彼氏も嫌気が差したのか、ずっとこちらに来たそうにしていました。
ボス彼女はと言うと、手のひら返したように
「何年やってるの…?」「教えて欲しいな…」と擦り寄ってきましたとさ。