公衆便所に行っていた叔父。
助けてもらおうと声を上げる前に、叔父は俺たちを見るやいなや、走りよってきた。
叔父は怒鳴るでもなく、静かに一気に近寄り、俺を蹴っていたDQNを投げた。
どうやったのか分からないけど、グルンと一回転させた。
叔父はDQNをとんでもない立ち回りでボコボコにして全滅させた。
もう、叔父の方が怖いくらいだった。
そのあとは、殴られて動けない弟を担いで、俺を引き起こして走って逃げた。
叔父も特に大きい人ではないが、某公務員で格闘の上級指導官をしていました。
スッキリするかは分かりませんが、叔父は俺にとってのヒーローでした。
叔父さんは今ではアメリカの警備会社で働いてる筋金入りの武闘派です。
最近会えないので今は分かりませんが、当時の叔父さんは、優しくてオヤジギャグ連発の人なんだけど、あの時は俺たちが襲われてて頭に血が上ったらしいです。
やりすぎたとも反省していました。