暴れるクソ子妹を必死に止めにかかる一同。
俺も一緒になり、さっきまで物凄い剣幕だったクソ子父までビビりだし加勢した。
ある意味ここが一番修羅場だったかも。
まあ正直こんな奴再起不能になるまで懲らしめてくれてよかったとも思ったがな。
クソ子妹が落ち着いた頃にはクソ子の顔はすでに原型が変わっていて、美しい顔は醜いアヒルになってしまい、クソ子はクソ子妹の腹蹴りをモロに受けて昼食全部もどしてた。
マジガクブルだわ…orz
クソ子妹は流石にやりすぎだとクソ子母から怒られていたが、
「お姉ちゃんは今まで五体不満足の人を散々けなしてきたんだから、今度はお姉ちゃんがその腫れ上がった顔をバカにされたらいいよ。これくらいしなきゃこのお姉さんの気持ちがわからない。
大丈夫だよ、その程度の腫れなんて一生ものじゃないから。」とか冷淡につらつら言ってた。
この妹しっかりしすぎコエー。
ようやく全てを把握した俺両親弟、俺と姉に今まで疑ってすまなかったと土下座。
頭を床にガンガンつけて謝り倒した後は弟はクソ子に別れを告げた。
するとクソ子は嗚咽しながら
「いやぁ!!ごめんなさい!!もういじめないから…」とか必死に粘り出した。
こんなに説得力のない言葉があるだろうか。
最終的にはクソ子一家全員俺一家を前に土下座したけど、許すはずがない。
ゴネにゴネて随分時間がかかったけど弟とクソ子には別れさせた。
最後に姉がぎこちない口調で
「お、と、う、と、ちゃ、ん、ご、め、ん、ね。」と涙を流しながら弟に謝ってる姿を見て俺も泣きそうだった。
一番の被害者は姉なのに…。
後日、改めて自宅にクソ子父とクソ子妹が謝罪に来た。
「娘が出来損ないで申し訳ない」と、やたらと下手に出られた。
後で知ったことなんだが、クソ子妹は小学校の頃足の不自由な女の子がいじめられていて彼女だけはその子の味方についてあげてたんだと。
そしたら彼女も一緒にいじめられるようになって、2人して蚊帳の外に追い出されていた状態が長く続いていたそう。
「普通の人と違っているから」といって囃し立てられる悲しみや憎しみをその子と一緒に痛感しているからこそ、今回クソ子が言った発言が許せなくてボコボコに殴ったと言っていた。
妹さんも、壮絶な人生を歩んできたんだなぁ。
その後、弟はメアド変更&着信拒否にしてクソ子との関係を絶とうとしていたが、懲りずになんどかクソ子が家に凸してきたんで、俺が
「いつまでも付きまとうようなら、また家族呼んで会議しよっか?」と言ったらもう来なくなった。
案外小心者なんだなコイツ。
それからしばらくは俺も弟も女なんていらね。
と思っていたが、なんとか気を取り直して今では2人とも才色兼備な彼女ができた。
長くなったけど話はここまで。稚拙な文章でスマソ。
悲しいけどこんな女実在するんだよね。
女性不信になっちゃった人申し訳ない。