その一週間後ぐらいに屑男は懲りずに大学の校門で姉子を待ち伏せて襲おうとしていたらしい。
姉子はそれに気づき従兄に連絡。
(俺そんころ学校あったから)従兄直様車で大学へ直行。
すると鬼の形相の従兄と後部座席に置いてあった金属バットを見て恐れをなしたのか何食わぬ顔で逃亡しようとした。だがすぐに追いつき車の窓を開けて
「君、先週のこと忘れてんじゃないだろうね?また俺男くん達と戦いたいかい?もちろんまた複数vs1でだよ。」と言ったら彼泣き顔で
「ごっ、ごめんなさい~もう近づかないから命だけはぁ~…」とか言って走り去ったそうな。
その辺で流石に従兄も追うのをやめたみたいなんだけど。
従兄…なんでそのシーンを携帯に抑えておいてくれなかったんだよ…俺もそのシーン見たかったぜ…。
結局屑男は気がついた頃にはサークルを辞めていたらしい。
あれから三年。俺男は無事に大学に進学出来てそこで彼女も出来た。
昔は俺に彼女なんて信じられないくらい奥手な奴だったんだがw
姉子も暫くは屑男の事引きずっていたけど最近顔を赤らめて
「気になる人が」と男を家に連れてきた。
これから先姉子に良好な未来が待ってますように。