
「おまえなー、ひとつ覚えたらそればっかりなのな」と半笑いで言った。
なんかすごくむかついた。
私は料理は下手だけど、下手なりにがんばってやってきた。
でも「思ったより料理ができる」とは言われたけど「おいしい」とは言ってくれたことがない。
こんなことなら、毎日お茶漬けにしてやればよかった。
あんまり腹が立ったから、次の日の卵焼きに福神漬けを刻んだやつを混ぜてやった。
その日の夜、帰るなり弁当箱を投げつけられた。
私のおでこにクリーンヒットした。
さすがの彼も一瞬ヤバイッ!って顔をしたけど、私の中で何かが切れて
気が付くとダイニングチェアを投げつけていた。
その瞬間の彼の恐怖におびえた顔が目に焼き付いて離れん。
あの間抜け面を思い出すと、以前のようには愛せなくなった。
もうダメかも。
離婚したい。