どこでもドアが欲しかった

俺が引きこもりだった数年前、家が修羅場だった話

time 2016/11/22

俺が引きこもりだった数年前、家が修羅場だった話

なんで改心したかっていうと別にきっかけは何もなくて
一人でいる間に徐々に目が覚めていったっていうだけ。

なにもする気が起きなくてネットからもTVからも遠ざかって
コンビニ弁当ばっか食ってたらすごい便秘になって
ふんばってもふんばっても出なくて
俺このままうんこ出なくて死んじゃうのかなーと思って
それはさすがにあんまりだからと台所行ってネギ刻んで食った。
料理なんてしたことなかったからネギ切るだけでも大変だった。
でも水分と繊維質の不足が便秘の原因だろうからと
冷蔵庫の中のしなびた野菜をレンジでチンして醤油かけて食い
水をがぶ飲みした。

でも結局それでも出なくて薬箱のコーラックにお世話になった。
飲んで12時間後くらいにうんこ出た。
出たら楽っぷりがハンパなくて泣きながら笑って
おかんに冷静に電話ができた。

留守電に吹き込んどいたのを聞いてくれた母が折り返し電話くれて
父の病院と病室を教えてもらった。
で病院で両親に
「俺このままだと駄目っぽいから家出るわ…親父が大変な時にゴメンだけど」
と告げ、働いてるときに溜めた貯金を遣って引っ越した。
家には金入れてなかったからまるまる残ってたんだ。

そのうちに仕事が見つかり脱ヒキし現在に至る。
今となればあの頃なぜあんなに荒んでたのか自分でも不思議。

両親と姉にはその後謝ったがやっぱりシコリは残って
あまり実家には顔出さないようにしている。
特に姉は俺にあまり会いたくないみたいだし(当然だけど)

以上、元ヒキの懺悔でした。

(Visited 395 times, 1 visits today)

down

コメントする

シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • メタ情報

  •