関西弁が達者な母が大きい体で小さい身長で叫ぶからキチ女もびっくり。友達も泣き止んだ。
「人様に迷惑かけて我が子を押し付けてしかも育てろなんて阿呆しかやらない」
「そんな阿呆が公共施設で我が物顔で迷惑沙汰を起こすな。」
「そんなに娘をかわいいかわいいだけしたいなら人形でも買ってそれと遊んでなさい。」
「私の子は私が責任持って育てたし、人様からも育ててもらった恩の塊なんだ。そんな恩の塊は自分も恩を忘れずに育った。だから自慢の娘なんだ。」
「自分の娘を押し付けてうちの子ができるなら、誰も痛い思いして子を産もうなんか思わない!」関西弁で巻き舌で大体こんなこと言ってた気がする。
凛とした母を見ると私も泣きそうになった。
母が言い切ると、ひるんだキチ女に警備員の人が押しかけた。
そのままキチ女は連行。
私たち3人も警備室に連れてかれましたが、とりあえず話。
その後一悶着ありましたが、解放されて一息ついた時、母からの一言。
「あれは母親じゃない、子供をアクセサリーにしたいだけの子供だ。」
少し成長した今ならこの言葉の意味がわかる気がします。
こんな母の元に産まれてこれて、育ててもらえて幸せです。