真っ最中に子供の事を私達の子供だって嫁が言ってたこと。
そして即家族会議
父親と嫁は、嫁が働き始めて一年しないうちに関係をもったこと
嫁が生んだ子供は俺の子供ではなく父親の子供だったこと
俺と付き合った理由は、最初から托卵させるため
父親の元で生んだのは周期を誤摩化すためと、見せつけるため
嫁がご丁寧に全部話してくれたよ
父親は黙っているだけ
母親は発狂、そして母親の口からは「A子のことを許したばっかりなのに!」
何がなんだかわからなかった
父親は今回が初めてではなかったらしく、A子だけじゃなく過去にも何度もあったとか
堕胎させた経験もあると知り
そこでようやく、俺が尊敬していたはずの父親はもう何処にもいないんだと悟った
母親があんな父親と離婚しなかった理由は俺のためだったそうだ
俺の前だけ仲の良い夫婦を演じていたらしい
俺の教育のためにって。俺が生まれた時からずっと
はっきり言われてはいないんだけど、
父親の跡を継いで欲しいと思っていたのは誰よりも母親が強く願っていたのかなって思ったよ
こんな感じかな
十年近く前の話なんだけど、あの家族会議が人生で一番の修羅場だった
今でも言われた言葉は鮮明に覚えているし、あの光景も一生忘れない
静まり返った部屋の中で聞こえた蛇口から落ちる水滴の音もまだ耳に残ってる
周りにこんな話できるような人もいないし、書き込んでみたけどすっきりした。
嫁は俺の事を父親と照らし合わせながら生活していたらしく、
俺に対する愛情はほとんどなかったようだけど、
当時の俺は嫁を本気で愛していて、俺がもっとこうしていたらよかったって自分を責めてた。
今思うと親に隠れて普通に友達と遊んだり恋愛したりしていけばよかった。