うちの会社は毎年この時期ゴルフコンペがある。
会社からちょっと豪華な賞品が出るので、ゴルフをする人達は楽しみにしている。
会社からの豪華な賞品は、金賞・銀賞・銅賞。
あとは前年金賞を取った人が提供するブービー賞と部長がポケットマネーで提供する部長賞。
ただ、負担になってもいけないので、ブービー賞と部長賞は2〜3千円程度の品か、自宅に余ってる酒などがあればそれでもいいとされていた。
そして去年のコンペの話。
それぞれ表彰されて、金賞・銀賞・銅賞が授与された。
そして部長賞の当選者が前に出た。
司会「それでは○○部長、△△くんに部長賞の授与をお願いします!」
部長「ふふふ、今年の部長賞はなんでしょう?(手には何も持ってない)」
一同「・・・・?」
部長「それでは発表します!部長賞は私の奥さんの熱いキッスです!ぐふふwww」
一同「(д) ゜゜」
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一同ポカン状態の中、
「部長は何も用意してこなかったんだ」と察した司会者
司会「○○部長は冗談がお上手ですね!それでは部長賞は後日2人で相談してもらうということで、次、ブービー賞!」
部長「いやいや、奥さんロビーで待たせてるんだよ、ほれ」
奥方「あなた〜!おまたせ〜!」
どんどん近づいてくる女性。
何かを察してトイレに逃げる△△くん。
固まる一同に対して満面の笑みの部長。
部長「みんなに紹介しておこう、私の妻です」
奥方「はじめましてぇ〜、うふ」
この部長、糟糠の妻と思春期の娘息子を捨てて昨年再婚。
10年以上年下の女性が再婚相手だと噂になっていた。
「女房と畳みは新しい方が・・」という社内ではセクハラスレスレのセリフが口癖。
若い奥様はさぞかし自慢の美人かと思ったら
北斗晶と加藤ミリヤを足して2で割って100発ナグったような顔。
そしてものすごく化粧が濃くて、場末の水商売感がプンプンだった。
奥方「私のキスはどなたにすればいいの?」
部長「△△くんはどこ行った?」
トイレに避難していた△△くんは、
誰かと連絡を取っていたようで男子トイレ個室に籠城していた
そのままグダグダの流れで解散
部長はすっかり、「空気の読めない痛い人」として扱われるようになった
あれから一年経ち、昨年秋の人事で部長も代わり
今年もコンペは行われたが、
今年の部長賞はお洒落なブランドタオルのセットだった
昨年グダグダになったせいで、ブービー賞もらい損ねたことを思い出したのでカキコ
自分じゃないけど、同僚△△くんの軽い修羅場でした。