「あんたね、割り込みと勘違いしたのはわかるけど、俺を線路に突き落とそうとしたのは言うなれば殺人未遂だよ」
俺の言葉に奥さん号泣、もう卒倒しそうな状態。全身が震えてるのが見てわかる。
「奥さん見なさいよ。こんなに泣いて震えて、顔色だって死にそうな顔色じゃん」
まだらハゲ硬直。
奥さんは号泣しながら
「申し訳ありません」の連呼。
こうしろって俺から言い出したけど、奥さんみてるのはつらかった。
「もういいです。さっさと奥さんと帰って」
そういって俺は別室に移った。ずっとチョークし続けていた右腕がつって痛かった。
とまぁ、こんな感じです
あのあと、まだらハゲ夫婦は修羅場だろうけど、そこは知ったこっちゃない。
皆さんも飲みすぎには気をつけてね。
家族泣かすような真似だけはやめてね。