どこでもドアが欲しかった

妊娠したかもしれないと彼氏に告げたら、顔が青ざめていた→結果…

time 2016/11/24

妊娠したかもしれないと彼氏に告げたら、顔が青ざめていた→結果…

付き合って一年経たずに妊娠した。
勿論避妊はしていた。

妊娠したかもしれないと、彼氏に告げたら顔が青ざめていた。

一瞬で人間の顔色が変わるところを初めて見た。
もうその一瞬で「あー終わったな」と理解した。

結婚の約束とか将来の計画とかは一切してないけど、仲良く愛し合っている普通のカップルと思っていた。
「体調大丈夫?良くなったら、中華食べに行こう♪餃子が美味しい所見つけたんだよ」
なんて話を直前までしてたのにね。


彼氏は大学院生、私は社会人で、彼氏の方が年上。
お互い20代半ば、でき婚ではあるが、出産、結婚しても問題はない年齢だと思う。

双方の親交えて話し合いしたら、彼氏の親が低姿勢で堕胎をすすめてきた。

彼氏の親は低姿勢なんだけど、なんとなく敵意が見える感じだった。
「将来有望の息子の経歴に傷がつく」
「でき婚に持ち込む計算高い女」
このどちらかか、どちらともかを思われてたんだと思う。

低姿勢で謝罪してくるけど、
「絶対に結婚なんてさせない産ませないおろさせる」
のが前提の謝罪。
彼氏はだんまり。

「私だけの子じゃないよ、貴方の子どもなんだよ」
「貴方の子を死なせてもいいの?」
って言ったら目をそらして「ごめん」ってポソッと呟いてた。

父親になる気のない彼氏、堕胎をすすめてくる彼氏の両親。
私の父は働いてるけど、母は持病持ちで家事が精一杯、親を頼れる環境じゃない。
協力者のいない母子家庭がどれだけ辛いかは目に見えていた。
辛いのは母親自身だけじゃなく子供もそうだと思う。

話し合いの結果、堕胎の費用と慰謝料をいくらか貰うことに決まった。

病院に予約して、日を待つだけだったんだけど、出勤中に自転車にぶつけられたとき、思わずお腹を庇っていた。

そして…

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