どこでもドアが欲しかった

彼が友人とウワキしていた。腹が立った私はある陰湿な仕返しを思いついた…

time 2016/11/26

彼が友人とウワキしていた。腹が立った私はある陰湿な仕返しを思いついた…

ちょうど彼氏は引っ越したばかりだったんで
呼ばれても
「うん、ごめんね、今日はちょっと…」
「あなたの部屋かぁ…うーんごめん、外で会わない?」
と「あなたの部屋には入りたくない」ことを遠まわしにアピった。

10回の誘いに1回くらいの頻度で応じて
エッチに持ち込もうと彼が電気消すたびに
「ひっ!」とわざとらしい悲鳴をあげて
「ごめん、やっぱり無理、この部屋じゃ無理。ほんとごめんね」
と言ってそそくさと帰るようにした。
ほんとはもう彼氏に触られるのも嫌なだけだったんだけど。

もちろん私には霊感なんかない。

A子は「うさぎは私のラッキーアイテム」と周囲全員にアピって
うさぎアイテムで身を固めてた子だったので
夜道で彼とばったり会ったとき、目を細めて
「なんか、耳の長い…変な影が見えるよ?彼くん、へんな場所に行った?」
「それはたぶん、良くないものだと思うよ。そういえば彼くんの家で…あっ(顔をそむける)」
などという小芝居もした。

途中で、

(Visited 22,021 times, 1 visits today)

down

コメントする

シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • メタ情報

  •