さすがに二回り以上年下の小娘にこんな事言われてこの親父、みるみる顔が真っ赤になっていった。
でもそれでも謝罪の言葉は一切ない。
アメリカみたいに、誤ったら負け、とでも思っていたんだろうか?それとも本部の指示?
私はセーターむしり取ってその足で本部へ突撃。
事の顛末を窓口で話して、謝罪と弁償を強く要請。
窓口の人は、店主の対応方法については謝ってくれたが、弁償については歯切れが悪い。
で、奥に入って何やら相談し、そのクリーニング屋が出した答えは
「時価で弁償します」
との事。
何となく予想はしていたけど。
でも買って一年は経っているから多分価値は半分以下、そんなので同じもの買えるわけがない。
お金払って大事なニットダメにされて、何故被害者の私が我慢する必要があるの?絶対納得出来ない旨を窓口で訴えたけど保留となった。
で、二ヶ月もかけてやっと買値で弁償して貰える事にはなった。
けど、本部の態度もあまり良くなく、
「本来は時価での弁償がルールなんですけどね」
だと。
ブチ切れそうになったけど、その場で二万円強現金で返してもらったので
「二度と利用しない」
との捨て台詞だけで我慢した。
だけど、車の保険なんかもそうだけど、こういった場合、世の中なんで時価でしか払ってくれないんでしょうね。
一消費者が我慢して企業側に有利な考え方、どうしても納得できません。
法律って弱者の立場に立たないようになってるのかな……