「どうした?」
「どなた?知り合い?」と旦那。
横には初老の男性。
旦那を呼んで来てくれたんだと内心ホッとし、簡単に説明すると
「なんだ、頭おかしい人か」と旦那。
ファビョるAB。
間髪入れず「おたくら、見た目健康そうだけど目に見えない病で侵されてるんだよね?」
( ゚д゚) ぼか~んと理解できない私。
凄む?B。
「ここ障害者用の駐車場だよね?」
「理解できないんでしょ?だから停めてるんだよね?おかしな要求もしてくるんだよね?」
「そうじゃなきゃ(健康なら)迷惑、メ・イ・ワ・ク、必要とする人が使えない。わかる?」
と主人。
冷静な言葉遣いの時の主人はテラオソロシス。(談:27歳主婦)。
「チッ、クソが!!」
等、捨て台詞を吐きながら車内に戻ろうとしたのでホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、
「なぁ?待ちなよ」と主人。
「謝る事も出来ないのかな?」と続く主人。
「もういいよ~」と私。
「いや、良くない。この人に一言謝れ!頭を下げろ!」
その時は「!?」な私でしたが、 後から聞くと凄い剣幕で初老の男性に罵声を浴びせているAとBを主人が目撃、 初老の男性が何かされたのかと思い、
何事かと事情を尋ね同行してもらったみたいです。
「自分の親程も離れている方にあれはないだろう?」と主人。
蚊の鳴くような声で「…スイ…ン」と言い、逃げるように車内へ戻り、捨て台詞ならぬ捨て爆音と共に去っていきました。
私が初老の男性にお礼を言おうとしたら
「立派な旦那さんじゃ!奥さんも幸せ者じゃのゥ」
と満面の笑みで先に言われました。
帰りの車内で
「私は幸せ者じゃのゥ」とか言うと
「普通だよ、普通。」
「普通の事が出来ない、理解できないからおかしな事になるの。」と主人。
「照れ隠し?」と聞くと「ばっ・・・?!」と顔真っ赤。
頼りにしています。