どこでもドアが欲しかった

嫁の浮気が発覚 →年明けまで復讐のため待機し、新年早々実行した結果…

time 2016/12/03

嫁の浮気が発覚 →年明けまで復讐のため待機し、新年早々実行した結果…

年越しは元嫁実家で過ごした。 
元嫁に対するイライラとこれから行う復讐で期待に満ち溢れていた。 

日付けは変わり元旦、元嫁実家で寛ぎながら今か今かと待つ俺。 
すると、元嫁実家に一本の電話が入る。 
時が来たと悟り、こっそり元嫁実家を後にする俺。 

俺がした復讐は、興信所が撮った元嫁と間男のキス写真をプリントした年賀状。 
「明けましておめでとうございます。
こんな状態なので今年は宜しくできません」 
と言葉を添えた年賀状を元嫁関係の結婚式出席者に全部配った。 

その後、俺の携帯に元嫁側から電話、メールの嵐だったがスルーして、実家やホテルに宿泊。 
5日に弁護士とお伺いしますとだけ元嫁にメールした。 

復讐に関しては弁護士に内緒だったので、弁護士から怒られた。 
だけどそれで不利になることはなかった。 
元嫁と間男からかなり慰謝料を取れたし、間男嫁も離婚するというので証拠をお金で売った。 
間男嫁からも慰謝料を請求された元嫁の姿がメシウマだった。 

元嫁は友達や会社の連中に総スカンを食らったらしく、手首を切り、俺に復縁を求めてきたが俺はスルー。 
それから会社をクビになり、手首を切るごとに俺の会社へ電話してきたので、弁護士を召喚して黙らせた。

そんな俺にも再び春がやってきた。

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