馬鹿男は私子の友人である友実に手を出していた。
友実と馬鹿男はまだ私子たちが付き合う前に数回一緒に遊んだくらい。
友実は私子とは違い、身持ちが堅い子だったので、馬鹿男も手を出せずにいた。
私子は友実には馬鹿男とのことを全て話て相談に乗って貰っていて、そのたびに
友「そんな男とは早く別れろ」
私「でも良い所もあって………」
がお決まりのパターンだった。
だから、間子の時以上に呆然としてしまい、思考回路はショートどころかオーバーヒート。
もうダメだ………とようやく悟った。
馬鹿男が言うには、間子の一件で一緒に土下座までした私子が女房面でウザイ。
でも金出させたし、私子のことが心配だったから友実に連絡。
私子の話を色々聞かせて貰い、俺の相談にも乗ってもらってるうちに好きになってしまった。
あ―はいはい
友実が言うには、私子から聞いてた馬鹿男のイメージとは違い、実は傷つき易い繊細な人だとわかった。
傷ついた彼を私が支えてあげたい!と思うようになってしまった。
そうですか
初彼と友人を一気に無くし、もう泣く気力もない私子。
それから2年後、友実が馬鹿男の子を妊娠 。
結婚するので式に出て!友人代表でスピーチして!
と依頼され、快諾した私子。
そして当日ブッチ。
式の進行が狂って大変だったみたいだが、こんな小さい復讐しか出来ない自分が情けなくて泣けてきた。
私子が馬鹿過ぎて救いようがない。という体験談でした。
コメント
別れられて良かったね。結婚した友人はその後悲惨な人生が待ってるよ
by よ 2017年8月12日 1:45 PM