R子と私が親友同士でいつも一緒に遊んでいました。
そのうち私がY矢に出会って付き合って結婚の話が出て、同棲をはじめた頃からR子の様子が少しずつ変わりました。
私達の部屋に入り浸るようになり、髪型や服や靴やアクセサリーをマネしだすように・・・
平日も休みの日もR子はずっと私達と一緒だったので、私はだんだん鬱陶しくなって、彼氏のいないR子に
「いいかげん彼氏作ったら?」と言っていました。
R子はスタイル抜群で顔も男ウケする感じだったので、モテないはず無いのになんで彼氏を作らないのか不思議でした。
ある日Y矢のおじいちゃんが危篤状態になりY矢は実家へ。
そのとたんR子も家にくることが無くなりました。
ある日Y矢の実家に泊まりに行ったときに、お風呂場に置きっぱなしになっているY矢の携帯を発見。
もともと携帯をいじらない人なのですが液晶部分に
「着信あり」と表示されていて、誰だろうと思って携帯を見ると、R子からの電話が数十件も・・・
なんの用事だろう?と思ってそのときは気にも止めませんでした。
しばらくして、残念なことにY矢のおじいちゃんが亡くなってしまい、葬儀を済ませて、結婚は一周忌が終わるまで延期に・・・という話になりました。
一人で誰もいない部屋に帰るとなんだか寂しくて、Y矢が恋しくなり電話をしましたが話中だったので、誰かとしゃべりたかった私は続けてR子にかけるとR子も話中でした。
しばらくしてからまた二人に電話をかけましたが、やっぱり話中でつながりません。
まさか・・・と思いつつ、もう一度R子にかけてみたらやっとつながって、R子に
「こないだY矢の携帯を見たら着信がいっぱいあったんだけど何か用事だったの?」
と聞いたら、
「うーん、ちょっとねー」
と場を濁す返事が。
「えーなにーあやしい・・もしかして付き合ってるとか?」と冗談半分で言うと
「え・・・うん・・実は・・・・」と言うR子。
ここではじめて浮気されてることに気がついた私。
「ちょっと待って・・・どうゆうこと?」と問いただすとブチっと電話が切れました。
かけなおすとR子の携帯は電源が入っていませんでした。
続けてY矢に電話を入れ、
「今R子からあんたと付き合ってるって聞いたんだけどどうゆうこと?」と半ば発狂しつつ聞くと、しばらく黙ったまま
「ごめん・・・・・」と言われました。
「今すぐ話し合おう」といい、Y矢がうちにくることに。
その後…