しばらくしてY矢がうちに来た瞬間Y矢の携帯が鳴りました。
絶対R子だと思った私は携帯をうばってメール画面を見ると
「Y矢愛してる(ハート)今日はこのまま外で朝まで過ごす・・・ずっとY矢だけを愛してるからね(ハート)」と書かれていました。
私子「どうゆうこと・・・?説明してくれんと眠れない、全部話して」
Y矢「最初はR子にお前との結婚のこと相談してた。そしたらだんだんR子に惹かれていって、いま付き合ってる。そのうちお前に誰かいい男紹介してそいつとくっつけてから俺とR子のこといおうと思った。」と。
私子「はぁ?いつからそんな関係だったわけ?」
Y矢「半年くらい前・・・」
私子「ずっと騙してたんだ・・・・最悪」
Y矢「違う・・・だましてはない。本当にどっちも好きで俺も凄い悩んだ。3人で一緒に暮らすことも考えた」
私子「3人で一緒に暮らすとかマジでいってるの?」
Y矢「だってどっちも選べないから・・・・」
こんなに情けない人を好きになったのかと思うと情けなくて悔しくて、涙が嗚咽とともにこみ上げてきました。
私子「もう無理・・・顔もみたくない。出てって」
Y矢「ちょっとまって!今日が最後なら最後にもういっかいエッチしよう」
私子「・・・・・しね・・・」
目の前にいるクズ男にさっさときびすを返して追い出し、一人でわんわん泣きました。
一緒に選んで二人でお金を出し合って買った車にR子をのせて、私があげた服を着てR子と会い、私と愛し合ったベッドでR子と寝たのかと思うと
きもちわるくて悔しくて涙がとまりませんでした。
仕事も行けず、ご飯も食べれず、テレビや雑誌すら見れない日々が続きました。
その間に何度かY矢が家に来たりしましたが出ませんでした。
数週間が過ぎて、ようやく人と話せる精神状態になったので、離島に住んでる母に電話をし、全てを話すと、電話の向こうで泣いていました。
次の日、母が家にきてくれ泣きながら話を聞いてくれました。
母が「こうゆうときは何をしてもだめ。今すぐここを出て働きなさい。忙しくしてお金をたくさん稼ぎなさい。そして自分に磨きをかけなさい。」
と言ってくれたのを機に、荷物をまとめて部屋を出ることに。
当時沖縄に住んでいたんですが、思い出が多すぎてつらかったので、思い切って兄のいる関西に出ることにしました。
出発のその日にR子から電話がかかってきました
R子「今日引っ越すんでしょ?」
私子「なんでしってんの?」
R子「○○ちゃんから聞いた(共通の友人です)」
私子「あ、そう。で、なに?」
R子「いや、お見送りいこうかなーと思って^^Y矢と^^」
私子「・・・・・・来てもいいけど。刺し殺すと思うからやめといたほうがいいよ」
R子「は?こっちはちゃんと見送ってあげようと思ってるのにかんじわるw」
私子「いや、もういいです。一切かかわりたくない。服もかばんも靴も真似して、男は私のお下がりとか、私だったら恥ずかしくて生きて行けない。じゃあね」
最後の強がりでした。
兄のいる関西で運よく仕事も見つかり、あの忌まわしいことも忘れかけてたときに、Y矢からメールがありました。
「なんでメールも電話も拒否されてるの?部屋とかどうするの?帰ってくるんでしょ?」
と。
もうアホかと。バカかと。
しかし、部屋にはまだ荷物や家具などが残っていたので、どのみち一度は荷物を全部運ぼうと思い、休みをとって沖縄に。
Y矢にはもちろん言わずに帰り、大事にしてたソファと雑貨を関西に送る手配をし、その日はその部屋に泊まらずに、ホテルに泊まる予定だったのですが、引越しと移動で疲れていたらしくそのまま床で寝てしまってました。
すると夜にY矢の車の音が・・・・
Y矢とR子はお互い実家だったのでこの部屋をラブホテルがわりに使っていたらしく、部屋をあけると私がいるのでビックリしていました。
Y矢「私子!なんでいるの?いつ帰ってきたの?」
R子「ちょっと・・・・・なにしてんの?」
私子「いやいやいや。そっちこそよくこんな部屋でデートできるね?神経疑うわ」
R子「Y矢が出ていくまで3人で住んでたようなもんだし平気なんだけどw」
私子「そうだね。バカ二人でお似合いだと思うよー。まだ眠いから出て行ってくれる?」
R子「出て行くのはお前じゃん。はやく出てけよ!」
私子「はいはい 出て行きますよ。じゃあさようならー」
と言って家を出ようとしたときにY矢がいきなり暴れだしました。
Y矢は「俺はどっちも好きなのになんでうまくいかないんだー」
みたいなことをわめきながら
「俺が全部悪いんだー俺なんて死んだほうがあlsdwぇふぇr」と
ちゃんとしゃべれてない様子で、頭をガンガンイスにぶつけて流血させてました。
R子「え。どしたの?だいじょうぶ?もうやめなよ!R子がずっと一緒にいるからー」
暴れるY矢に抱きついて抑えようとするR子。
するとY矢はR子をもの凄い勢いで振り払いました。
その勢いでR子も割れた食器のかけらで足を切って流血(少しですが)。
Y矢も頭から血を流し、R子も足から血を流し、もうなにがなんだかわからなかったんですが、とりあえず救急車を呼んで、その間にR子の足を風呂場で洗ってやり、簡単な手当てをしました。
内心ほんとこのまま死んでくれって思ってましたが・・・・。
救急車には乗らず、二人を見送ったあとタクシーでホテルに帰り、次の日の飛行機で関西に戻りました。
その後Y矢から
「やっぱりお前じゃないとだめだ。お前が帰ってきてくれたらR子とは別れるから」
というメールが何通かきましたが全て無視。
携帯も変えて、今はなにもありません。