賃貸に出してた持ち家が東日本大震災で全壊した。
全壊といっても全壊判定が出ただけで、家の形は保たれているしすぐに修繕しなくても住めるレベル(判定基準が謎)。
街中で津波も全く届かない、比較的被害の少なかった地域なこともある。
転勤で賃貸に出したので、今の我が家は飛行機の距離。
義援金は当然うちには1円も出ない。
被災した土地に住民票をおいてる人しか、義援金を貰う権利がない 自腹を切って数百万円で修繕を手配した 正直かなり痛手だったけど、被災地にいる人の苦労に比べれば安いと思った。
震災の日から家賃の支払いも無かったが、当然借主に請求もしなかった。
ある日、借主から加算支援金の申請をしたいのだが大家の許可がいるから、許可をくれと電話が来た。
調べてみたら、倒壊した家屋の修繕にあてるためのお金を申請すれば数百万もらえるとのことで、大家の許可がいるんだそう。
そして大抵の場合、うちのような被災地に住んでいない大家が、借主にかわりに申請してもらって修繕費にあてるケースが多いそう。
そのためにわざわざ電話をくれたのか、うちのような遠くに住む大家にも修繕費を保証してくれる制度があったのかと有り難く思った。
しかし…