どこでもドアが欲しかった

婚約者が泣きながら浮気したことを告白してきた。しかし、私が「別れる」というと彼は…

time 2016/12/09

婚約者が泣きながら浮気したことを告白してきた。しかし、私が「別れる」というと彼は…

この時点で私もキレ、最終兵器を出すことにした。
私の父と長兄。
父は自衛官の高校行き、二佐まで行った現役バリバリの自衛官。
小さいけどマッチョ。体力が50代で20代並の測定値。
長兄は乗り物が好きすぎて、なんとかライセンス?よくわかんないけど、四輪のレーサーみたいなライセンスを取ったらしい。(レーサーではない)
当時の愛車はランエボ7と1300くらいのバイク。顔は中田英寿をもっといかつくした感じ。
私は長兄、次兄、私の3人兄妹で、遅く生まれた1人娘だったため、兄や父に溺愛されて育った。
なので一連の事を泣きながら相談するどブチギレ。
父に至っては職の事も考えずバットを持って走り出そうとするので家族で必死に止めた。
父を復讐のメインにするとシャレにならん、と復讐の内容は長兄と話し合って決めた。

まず、私が話がある、と元婚約者を呼び出す。
待ち合わせ場所に颯爽とランエボで現れる私と長兄。ちょっとびびる元婚約者。
静かなところで話したいし、兄も話を聞きたいって言ってるから、と車に乗り込んでもらい、自宅近くの小さな山へ。
実はその山、うちの土地。小さいけど、山頂付近を更地にして、よくバイクや車でブイブイ遊んでる場所。
うちの土地に入った瞬間、アクセルベタ踏み。
グルグル回って砂埃をあげまくるランエボ。
絶叫系が苦手な元婚約者、顔面蒼白。慣れている私は涼しい顔。
ノッてきた長兄は笑いながら爆走。車内阿鼻叫喚。
一通り長兄が楽しんだ後、自宅へ連行。
グッタリした元婚約者が自宅へ入ると、仁王立ちの父。
「君の言う怖い人は、今日はいないのかね?」
帰り送ってくからさーwwwとバカにするように缶ビールを出す長兄。
「いや、あの・・・」
「君のやってること、脅迫だけど、分かってる?怖い人呼んで、娘ちゃんに何するつもりだったの?」
感情を抑え淡々と攻め続ける父。
ほら、飲めよwwwプシュッてしてwwプシュッwww飲めねえのにプシュッwwwwww煽り続ける長兄
なんやかんやで、黙りこくってどうにもならなくなった後、元婚約者の母親が呼ばれ(元婚約者父は鬼籍)、土下座とほんのちょっとだけ慰謝料もらって、ケリが付きました。
父も長兄も甘い、と言ってましたが、逆恨みも怖いので、このぐらいでやめときました。
特に長兄は、俺もっとやりたかったwwwていうか次兄出せば一発じゃんwwwwとヘラヘラ楽しんでましたが、次兄の友人達はガチで怖い人達(893とかではなく、元ギャングやらタトゥーだらけの見た目が怖い人達。中身真面目でいい人)なので、シャレにならんと、次兄には秘密にしてました。父の職に何か影響があっても嫌だしね。

あれから5年、某SNSにて復縁要請?ロミオメール?なメッセージが届いたので、次は誰に相談するか悩み中。

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