どこでもドアが欲しかった

不動産屋『ここは事故物件だからやめた方がいいよ』私「でも綺麗で安いし…ここに決めます!」不動産屋『じゃあもっと家賃下げるね』→結果…

time 2019/01/23

不動産屋『ここは事故物件だからやめた方がいいよ』私「でも綺麗で安いし…ここに決めます!」不動産屋『じゃあもっと家賃下げるね』→結果…

数年前、地元の会社から他県にある関連会社に期間限定の異動・移住する事が決定。

ネットで会社周辺のアパートを探してたら、会社からそこそこ近くて家賃が安いアパートを見つけた。

所謂、事故物件だった。

不動屋さんいわく一年も住んだ人はいないし、やっぱり妙な空気感があるからやめた方がいいですよ、的な感じで説明してくれたんだけど、見学に行った限りなかなか綺麗な部屋だったし、何よりも家具家電付き、アパート周辺は色々な店がある、敷金礼金なし、さらに大家さんが家賃をさらに下げてくれたため見学後、即契約(ほかの部屋は確かその3倍はした)

引っ越し費用の大半は会社の負担だったので、格安で引っ越し出来たのは本当にラッキーだったと思う。

今思えばだけど、心霊現象ぽい出来事は確かにあった。

覚えがあるのは住み慣れた頃、夜、仕事から帰ってくると、飾り棚にしっかり固定して飾ってたはずの洋楽アーティストCD、海外ドラマ俳優のグッズ等のコレクションが床に落ちてた事。
これが割とあった。

地震なんてもちろんなかったし、おかしいなぁ~と思いながらもその中には超貴重なグッズもあるから、自分の手の甘さというか緩さ?に腹が立ったんだよね。

貴重なグッズを守るため、飾り棚を地道にDIYしてコレクションをガッチガチに固定・密閉した以降はない。

あと定番だけど
夜中、ふと目覚めたら部屋に人影が・・?
こんなとこにコレ置いた?とかコップや皿にヒビが入ってたとか。

今思えばあれは、と思うんだけど、当時は仕事もプライベートも慣れるまで大変だったから、そもそも事故物件て事を早々に忘れてて、精神的に疲れてると思ってた。

事故物件(忘れてた)に住んで2年目、契約更新に差し掛かったあたり、大家さん自ら電話を掛けてきて
「あなた大丈夫?無理してない?もし無理してるなら、いいのよ本当に。・・えっ更新するの!えっ何もない?嘘?えっだって、えっ?」
て感じでかなり驚かれ、心配もされたけど、最後は何故か感謝されて、契約更新のの説明を軽く受けた。

ちなみに更新料はかからなかった。

その電話で、この部屋は事故物件だった事を思い出したんだけど、少なくとも契約更新直近あたりはたぶん何も起きてなかった。

去年、地元の会社に戻るため退去したんだけど…

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引用:結婚速報
画像出典:写真AC

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