A子・私・BL子・・・・・・高校の同級生
1年位前、結婚したてのA子の家にBL子が怒鳴り込んできた。
「騙したわね」「うらんでやる」「早く呼び出して」半狂乱
状況を説明させようとしても意味をなさないセリフを連発。
A子ダンナもオロオロ、状況が読めない。
BL子の主張は「A子が(BL子の)夫を誘惑した、ドコに隠した早く出せ」だった。
BL子が同級生に絨毯爆撃電話しているのを又聞きをし、
A子に安否の電話をした私も遅ればせながら駆けつけた。
A子の全てを知ってる親友兼証人兼暇人と証言しようと。
それまでに以下の経緯がある。
高校生3年の時、A子にストーカーが出現した。
帰り道の特定の場所で立っていて、A子が通り過ぎると立ち去る。
シャイなストーカーは2歳下の他校生ネクラでオタクとしか情報がなかった。
「アイツきもーいw」って話題中
「ストーカーなんてロマンチックでうらやま~♪」とBL子が割り込んできた。
意外な発言に誰も何も言えないでいると
「24時間自分の事考えてくれそうで情熱的!」「絶対一途だよね」
と興奮気味にしゃべりまくった。
BL子はBLを信仰し同人誌にどっぷり浸かり一時いじめられかけてたが
「他人の趣味にまで言いがかりつけんな!誰にも迷惑かけて無いじゃん!」
と、A子の一蹴でイジメは無くなった経緯があった。
その後勝手に私達のグループに飛び込んできて
「ルフィー×○○って萌え~」なんて言われても会話が弾むわけがない。
たびたびズレた発言をして周囲をイラだたせていたが
BL子の脳変換ではストーカー=多大な時間を自分に注いでくれる
一途で果てしない愛情の持ち主に違いない!
ああ、そんな理想の男子と付き合いたいとなったらしい…