高校時代、私はちょいデブでモサい典型的日陰女子だった。
そんな私にも、高校3年の時に彼氏が出来た(Aとします)。
Aは同じクラブ(読書クラブ)の同級生で、一匹狼で何時もクールな姿に私はもうメロメロだった。
そんな私達は高校を卒業し、同じ大学に入った。
大学一年時、高校では隠れオタクだったAはアニ研に入った。。
私も誘われたけどアニメや漫画に殆ど興味がなかった(コチカメとかチビマルコくらいしかわからない)から断った。
アニ研に入ってからAはどんどん変わっていった。
クールだと思っていた性格がどんどん明るく、というか今で言うキョロ充になっていき、もさい私を出来たばかりの友達と一緒に馬鹿にするようになった。
一番悲しかったのは、デートの待ち合わせに無断で友達を連れてきて、
「こいつ俺の彼女wwwマジブッサイクwwwデブwww」
と笑われ、
「俺ら飯食ってくるからそこで待ってろよブタ子www」
と放置されたこと。
今から思えば
「彼女居る俺カッケー」
を友達に見せつけたかったんだろうとわかるけど、Aに本気で惚れていた私はとにかく辛くて、その日は家に帰ってわんわん泣いてしまった。
そんな風にところかまわず馬鹿にするから、アニ研のメンバーは私を「初めて出来た格下の人間」と認識したんだろう。
まーいろいろやられた。
二年生になるかならないかの時、私はAにふられた
理由は「こんなデブスと連れだと思われたくない」だそうで、愚かなことにまだAを好きだった私は必死ですがったけど、Aはそんな私の様子を見てゲラゲラ笑ってた。
私が泣き出すと笑い声が増えて、見たら物陰からアニ研メンバーがぞろぞろ出てきた。
アニ研とAはひとしきり私をあざ笑った後、
「まじウケピーマン!」と言って去っていった。
そこでやっと私の恋心は憎しみにかわり、復讐してやると思った。
物騒だけど最初はアニ研の部室で遺書を残して自●してやろうと考えていた。
そこで「自● 復讐」で検索していたら「本当にやった復讐」ってまとめサイトに辿り着いた。
なんてタイムリーな!と思って読んでいると…