義実家の田舎から痴呆気味のトメを引き取って、ホーム入居が決まるまで旦那の兄弟と話し合って兄弟間で持ち回りでトメの面倒をみることになりました。
徘徊での迷子や怪我に気を配りながら施設を探してた。
引き取ったばかりのころは、徘徊がひどかったけど段々落ち着いたと思ったら、庭の広い近所の家に勝手に入ってトメが放火。
幸いそのお宅の防火カーテンに、マッチでチマチマと火をつけようとして、カーペットの端を少し焦がしたところで家人に取り押さえられたようです。
連絡を受けたときは凍りついた。
トメは庭の広い近所のお宅を自分の家だと思いこんで、ドロボーが勝手にトメの家に入り込んだ!退治してやる!と喚いていました。
とんでもないことをしてくれた、警察沙汰だと血の気が引きました。
その近所の方が、トメのボケた様子を見て
「誰もケガはないしカーペットを焦がしただけだから何もなかったことにしましょう」
と言ってくださって、カーペットとカーテンを弁償しただけで済ませてくれました。
隙をみては、抜け出して火をつけたお宅に凸るトメを一日中見張って連れ戻す毎日。
トメの放火の話しを聞いて、次にトメを引き取るはずの義兄嫁達が引き取りを拒否です。
睡眠時間がバラバラで、寝たふりもするトメを見張って睡眠不足の修羅場の日々です。