底辺高校生の当時、部員数三名しか居ない空手部だった。
その頃、よく分らんのだが新一年生のDQNが部室を奪いに来たことがあった。
その日の稽古が終わった後、部室で水分補給したり痛いところにエアサロンパス吹きかけてたら、腰パンで茶髪の、いかにもな風貌のヤツがタバコを吹かしながら現れた。
そして、
「地元の中学で俺は喧嘩最強だった」
とかそんな感じの事を言いながら、部室を俺に明け渡せ、全員俺のパシリになれみたいな感じで脅してきた。
そしてここだけは今でも強烈に覚えているのだが、
「怪我しないうちに言う事聞いたほうがいいっすよ先輩」
と睨みつけてきたので…