みつけたのが隣の電気風呂。
大浴場から直接入れるようになっていて、そっちに入ると低周波の電気が流れる仕組みの浴槽。
私と友達は顔を見合わせゆっくり電気風呂との境界に移動しました。
大浴場独り占め!と思ったらしいオスガキ、息継ぎをして私たちの方へクロールで突進してきました。
私「わっ!危ない!!」
とオスガキを避けるついでに電気風呂方面にオスガキを軽くタックルして押し込むと、オスガキが奇声をあげながらママ(笑)に助けを求めていました。
愛息子(笑)の声を聞いたママ(笑)は私達の方を睨んでいましたが、そこで口の悪さに定評のある友達が
「あらまぁ、可愛らしいポークビッツですことwww 躾のなってない男はモテないよーwww 全く、親の顔が見てみたいわ」
と親子(主に母親)に聞こえるように話し始めました。
それを聞いてこっちに歩み寄ろうとするママ(笑)を見て、今度は私が
「だよねー。だいたい、私とかそんくらいの歳になる前から温泉で泳いじゃ駄目って躾られてたし。このまま大人になっていくあの子がかわいそうだねー。」
と追撃。
オスガキ母含め別の浴槽で泳ぐガキの親が顔を真っ赤にし、まだ遊びたいと喚く子供を連れ全員が去って行きました。
その後は行儀のいい子供達やサウナにこもるマダムたちと共に穏やかにゆったりと温泉に浸かることができました。