おじさんがおもむろにキレキレモードに突入し
「まぁ、そんなややこしいとはどうでもええけん!今まで顔見せとったもんが来ずば心配するやろ!今まで通りでええんじゃが!他人でも親戚でもどっちでもええ!」
と怒声をあげた。
おばさんもオロオロしながら
「他人じゃろうと親戚じゃろうと、俺君やかあちゃんさんのことみんな大事に思ってるんよ。」
と言ってくれて、俺とかあちゃん号泣。
おじさんもおばさんも釣られて号泣。
ひとしきり泣いて、鼻水ずびずびになって恥ずかしくなった俺は、近くにあった ネピアで鼻をかみ、それを合図に皆泣き止んだ。
なんかすごいスッキリして、それからは以前の付き合いに自然に戻れますた。
俺は、大学生になりますた。他県に出て1人で暮らしています。
おじさんおばさんは米や野菜を、1人でどうせいゆうねん量を送ってくれます。
余った分は仲間に分けてます。
かぁちゃんも元気です。
とうちゃんは死んでしまっていないけど、いろんな誤解があったみたいでも俺とかあちゃんに親切にしてくれる人に巡りあわせてくれたんだと思ってます。
とうちゃん、かあちゃんは勿論だけども、おじさんおばさんに恥ずかしくない人間になるのが恩返しだと思います。
これが今まで生きて来た中での衝撃的な話でした。