俺「(万札を出しながら)あんたね、客にゴキブリ入りの飲み物出して
謝罪もなしに請求するの? 食事はしたから金は払うけど、それって
おかしいでしょ」
ここでも他のお客さんがいてるので、小声で言う。
それを受けてのババァのセリフに驚いた。
バ「え? 謝りましたけど?」
俺「あのね、謝ってくれてたならここでこんなこと言わないでしょ。
なんでそんな嘘つくわけ? 意味がわからないんですけど」
と、そのやりとりを見ていたオッサンが出てくる。
オ「どうしました?」
俺「さっきの虫が入ってた客やけど、なんの謝罪も無いのはおかしいでしょ」
オ「はあ?」
俺「はあ? やないでしょ。客にあんなもん出してんのに、謝罪もないって
どんな商売してるんですか? ちゃんと誠意をもってやってくださいよ」
オ「じゃ、お金はいりません」
俺「金のことを言ってるんやないでしょ。出したらあかんもんを出して
なんの謝りもないととに対して怒ってるんですよ。金は払う。そうせんと
この事について何も言えんようになるしね」
オ「そんなん言いだしたら、言いがかりですやん」
俺「言いがかりてなんや。客に虫入りの紅茶だして、言いがかりて
どんな商売やってんねん」
オ「だからお金はいりませんて言ってるでしょ。それになにしていいか分かり
ませんわ(ここでやや逆ギレし始める)」
俺「なんでそんなことまで言わせなあかんねん。虫が入らなんように注意する
ことが大事なんちゃうの? ここ飲食店やで。わかってんの?」
この辺りで外に出ていた妻が、店に戻ってくる。
オ「もうわかりましたから、これ持って帰って下さい(完全に逆ギレ)」
俺「帰ってくれって、お前アホちゃうか」
オ「アホってなんやー!」
の絶叫とともにカウンターから飛び出してくるオッサン。
俺との距離は10cmほど。
せっかく小声で話てたのに、オッサンの大声で店内のお客さんが注目する。
俺「アホやからアホ言うたんやろが。飲食店の義務もようはたさんと
なに客に怒鳴りつけとんねん、ボケ!」
オ「アホて誰に言うてるんじゃー!」
俺「お前じゃ、お前、俺の目の前に立ってるアホ顔したお前や」
オ「なんやとー!」