どこでもドアが欲しかった

義兄58歳が28歳の女性と恋愛結婚。女性は翻訳の仕事をして忙しいので、主夫をやってもらいたいという希望で義兄は会社を辞めたのだが…

time 2016/11/21

義兄58歳が28歳の女性と恋愛結婚。女性は翻訳の仕事をして忙しいので、主夫をやってもらいたいという希望で義兄は会社を辞めたのだが…

旦那の一回り年上の長兄58歳がまさかの恋愛結婚した相手はこれまたまさかの28歳。 
生涯独身を貫くのかと思ってた回りは腰をぬかさんばかりに驚いた。 
義両親は、本当なら気に懸ってた独身長男がやっと結婚してくれたので本当なら万々歳なんだろうけど、さすがに何が目的なの?とビクビク。 
長兄は真面目でギャンブルもタバコもやらない、お酒も飲まない人だから年齢を重ねてるぶん貯蓄だけはしっかりやってたから目的はそれか!なんて正直みんな思ってた。

が、長兄の話をよく聞くと、相手の女性は翻訳の仕事をしていていずれは通訳の仕事もしたいと思ってるらしく、とにかく忙しいので主夫をやってもらいたいというのが相手の女性の希望だったそうだ。


その条件を飲んでくれるなら結婚してもいいと言われたらしく、長兄は彼女のことが好きで好きで、それぐらいお安い御用だ!と会社を辞めて本当に結婚した。
そして彼女の身の回りのことを全部引き受けていた。
結婚は入籍だけ。マンションを買って案外幸せに暮らしているようだった。
半年後、もっと本格的に翻訳の勉強がしたいと2人そろってイギリスに旅立った。
旦那と一緒に成田に見送りに行って、そこで初めてお嫁さんと対面した。
正直見た目は父と娘だったけど、義長兄がかいがいしくお世話してる様子が案外微笑ましく見えて、結構お似合いじゃんなんて思った。
お嫁さんはミムラ(さまぁ~ずじゃない方)に似た感じで純朴な感じだったし、よーし私だけでも応援してやるか!と思ってた。
2年後、帰国した長兄夫婦は…

(Visited 544 times, 1 visits today)

down

コメントする

シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • メタ情報

  •