どこでもドアが欲しかった

金髪厚化粧でバカ高のギャルそのものだった彼女が凄い大学に受かった。だが、「皆みたいになりたい」と泣き出して…

time 2016/11/22

金髪厚化粧でバカ高のギャルそのものだった彼女が凄い大学に受かった。だが、「皆みたいになりたい」と泣き出して…

逆学歴コンプレックス?の元カノの話。
彼女とは幼馴染で小中同じ学校だったんだけど、中学卒業する頃から付き合いだした。
俺は父親土方、母親パートで2人とも高卒、俺自身も地元の底辺バカ校へ進学、当然その後就職するつもり。
彼女は父親大企業勤め、母親元教師、2人とも俺ですら知ってる有名大卒、彼女自身も超有名高校に進学、当然大学も行くだろう。

そんな2人だったけど、大好きで仲も良かったと思う。
小中一緒だから、共通の友達も多くて、よくつるんでる友達連中がいた。
ちなみにそいつらも全員似たり寄ったりのバカ高。

グループの女は何人か途中で妊娠して中退、男は奇跡的に全員、そして奇跡的に妊娠しなかった女が何人か無事に卒業できて、全員就職かフリーターになった。
そんな友達連中の中で、彼女だけが大学生になった。しかも俺ですら知ってるすごい大学。
ガリ勉してた様子もなく、普通にテスト前に少し勉強する程度だったと思う。
俺らからしたらそれでもすごいけど。

でもテスト前でも俺らとオールしたりして、バイトも高校卒業までやってた。
そんな感じだったから、普段から彼女との間に壁や違和感なんか感じたことない。
見た目も彼女は金髪厚化粧で、バカ高のギャルそのものだったから、まわりに彼女の学校言っても誰も信じなかったくらい。
俺は密かにそんな彼女が自慢で、若いバカなりに、彼女が卒業したら結婚しよう、彼女との子供は大学に行くかもしれないから、金を貯めようとか思ってた。

そんなある日、彼女の就活が始まった。
当時、俺は社会人4,5年目で、手取り13万くらい。
まぁ地元で俺らの間じゃ普通だ。
彼女はいきなり20万くらいもらえるそうだ。
すげーなーやっぱ大卒はって思うくらいで、俺自身には何もコンプレックスはなかった。

ところが、彼女が気にし始めた…

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