告白された。
「もういい年だから、付き合うなら結婚を意識できる相手がいいと思っている。
若いころなら、お互いぶつかって、考えや価値観の擦り合わせをしていた。
でも今は、そういったものはなかなか変わらないし、変えられないと思ってるから、
擦り合わせるよりは、始めから、ある程度合う相手を探していた。
何度か話して、あなたとなら、考え方や価値観が合うんじゃないかと感じた。
職業や家族のことも考えても、何も問題はない。
打算的で上から目線で嫌な言い方をしているのは自覚している。
でも、あなたなら、自分の結婚相手として考えられる」
「でも、まだわからない部分があるから、
『結婚を前提に付き合ってください』と言いだせない」
「結婚するからには、妻だけを見ていたい。
だから、僕と付き合う気があるなら、ホテルに行ってほしい。
他の女を見る気が起こらないくらい僕を満足させることができる人かきちんと確かめたい。
それに、結婚するからには子どもがほしいから、
妊娠に関して問題ない身体かどうか、検査をしてその結果も教えてほしい。
検査結果から問題ないことがわかってから、結婚前提としての付き合いを申し込もうと思う。
そのときは、僕の申し出を受けてもらいたい」
途中までの他人の考えや価値観は変えられないくらいまでは同意できるけど…