夜、家に帰ったら鍵が掛かって無かった。
私はいつも外出時は当然鍵を掛けるので泥棒か?と思って、持ってた傘を構え恐る恐る中に入った。
ワンルームの狭い部屋なので人がいればすぐ判るが、見た限りでは人は居無かった。
念の為クローゼットや人が隠れられる空間は全て探した誰もいなくて貴重品もあったのでホッとして安心した。
「鍵するの忘れたんだなwあぶねww」
と独り言を言い、冷蔵庫のビールを飲みながらネットゲームを始めた。
ゲームを初めて1時間位たってから変な気配がするのに気付いた(誰かに見られてる?なんか小さい物音もするし・・)。
まさか誰か居るのか?と思ったが、先程全部調べたのでこの部屋には誰も居ない!と確信していたが、気配や物音は続いていた。
(書くの忘れてたw俺は男ですw)
少し気になったけどゲームに熱中して夜中の2時になったここで異変に気付いた。
PCの机の前は窓ガラスで、そこに部屋の明かりが反射して鏡みたいになってる。
当然景色は部屋を映している。
その窓ガラスに人が2人写ってた・・・・・私と後ろのコタツを挟んだ向こうにもう1人いる。
この時の私の恐怖と言ったら心臓がバクバクして息遣いも激しくなり(幽霊?泥棒?・・・え!幽霊?)もうパニックです。
窓ガラスに映った人は鮮明ではないですが、背の高さ見た感じで明らかに子供でした。
子供が夜中の2時に男の部屋に?・・・無い!有り得ない!・・・これは見たら駄目なやつだ!気づいてると知られると不味いやつだ!
と思ったのでPCの画面に集中する事にしましたが、頭の中は(でも本物の子供だったら?警察に電話?なぜ私の部屋に?) 確かめたくとも恐怖で後ろを見る事ができませんでした。
そうこうしてる間に5分位は経っていたと思いますが窓ガラスに映る少年?少女?は微動だにせず
じっと私の方を見ていました。
ここでネットゲームの友人がチャットで「どうしたw攻撃してくれよww」と言われたので(!これだw相談できる人いた!)もう今の私に
とっては神様ですwすぐにチャットで「たすけて知らない子供が後ろに立ってる」と書くとA「え?」B「はあ?」C「幼女か?なら俺が貰うw」
俺「正面の窓ガラスに子供が写ってる俺の後ろに立ってるまじでヤバイ幽霊かもしれんどうすればいい?警察か?後ろを怖くて見れないw」
A「釣りか?wちょwwタヒぬってww範囲魔法撃てよww幽霊とかないから大丈夫だってww」
B「もしかしたら虐待とかされてて逃げてきた子かもしれんぞ?警察に電話wヒールくれww」
C「幼女なら下着うp」
この時点でCのチャットは無視する事にしました。
尚も後ろを警戒しながらチャットは続きました。
俺「でも後ろ向けないって一旦敵殲滅したら休憩して協力してよ」
A「おkwんじゃコイツ等殲滅したらQKなwCwww敵連れて来るなってwww」
B「え~wまあ仕方ないかwテラKYなCwwwwwwwwwww」
C「その子は女?男?女ならスカートか?ズボンか?話はそれからだ」
ようやく敵殲滅で相談できる時間がきて今までのことを大まかに説明しました。
A・B「後ろ向いて本物の人間なら警察に電話(大体意見が似てました)」
C「後ろ向いて本物の幼女ならそのまま泊める!男の子なら叩き出せ!これで(´・ω・`)b」
仲間に励まされて勇気をだして後ろを振り向く決心をしました。
後ろを振り向くと目が合いました(あ!目・・・合ちゃった・・・)
その瞬間に…