子供の顔は良く見るとA男の父親(一重瞼)にそっくりで離婚調停のときにようやく隔世遺伝の存在を知って青ざめたという。
わざわざ隔世遺伝がモロに現れた奥さんの知人(白人クウォーター。ハーフである母親は日本人そのものだったらしいが、クウォーターの知人本人は外国人顔)を連れてきたらしい。
A男は両親が二重瞼なら子供は必ず二重瞼だと信じていて、真実(念のためにDNA鑑定済み)を知った途端、土下座で復縁要求。
奥さんはきっぱりと拒否。
奥さんは再婚もせずに一人で子供を育てあげ、その子供も五年前に成人。
A男や奥さんのように美形でもなんでもないが、先日プロポーズされた。
その一重瞼の子供が私です。
一昨日、なに食わぬ顔で現れたA男(父と呼ぶのも煩わしい)。
花束と指輪を持って母では無く 私 に プロポーズ。
母が「しね!」と言って蹴り出しそれっきり。
ポストの中に、家族って儚いね。
女が軽々しく氏ねなんて言っちゃダメだよ?
親権、今からでもこちらに譲渡しませんか?と書かれた手紙が入ってた。
警察には相談済み。
これだけ?オヤジギャグでしょと鼻で笑われたけど。