結局救急車はガソリンスタンドの他の従業員が呼んでくれていたみたいで、10分くらいするとサイレンが聞こえてきた。
その頃にはかすかに吸ったり吐いたりできるくらいにはなっていて、窒息する恐怖は去っていたが、どこを怪我しているか判らないと言うことで、最初に倒れた状態のまま道路に放置されており、身動きできないのに頭のちょっと先を車が次々に走り抜けていったのが第二の修羅場。
胸椎圧迫骨折で2ヶ月寝たきりになって、留年しそうになったのが第三の修羅場。
夏ごろにはコルセットを巻いて学校にいけるまでにもなったんで前期試験はなんとか乗り切れたが、その後油断して後期試験で失敗して結局留年したのが第四の修羅場だった。