どこでもドアが欲しかった

ホームで下品な本をぶつぶつ朗読する男→若い女の子が注意すると…

time 2016/11/24

ホームで下品な本をぶつぶつ朗読する男→若い女の子が注意すると…

5年ほど前の夏。時刻は18時くらいだったと思う。 

俺は各駅停車の来るホームの一番改札に近いところに並んでたんだが、背後からボソボソと男の声がする。 
最初は連れか携帯で話してるんだろうと思って放置してたんだが、恐る恐る首だけ動かして自分の肩越しに見たら男が下品な本の白黒ページ部分を朗読してるΣ(゜ロ゜) 
そいつは20半ば〜30くらい?でかなり太っていて汗まみれだがスーツ着てて会社帰りの様子。 
そいつは下品な本を自分の体に水平に広げて見ていたので、周囲からは丸見えだった。 

「キモイ奴だなぁ」
と思っていると、俺の横に居た20才くらいの女の子が突然男に話しかけた!Σ(゜д゜)

女「すみません、うるさいんですけど」
奴「・・・(自分だと気づかずブツブツ読み続けてる)」
女「あのっ、うるさいんですけどっ」
奴「!?え、あ、おれ?」(あわてて本を閉じるが表紙の小学生くらいの女の子が開脚してる写真が丸見えになる)
女(無言で本の表紙と奴の顔を見て睨むように頷く)
奴「・・・すみませぇん・・・」(うつむく)

文句を言われて奴は素直に黙ったけど、女の子を上目遣いに見ながら「怖い女ぁ」ってつぶやいたんだ。
そしたら、女の子がものすごい勢いで振り返ってキッ!と睨んだんだよ。
アレには奴も、見守ってた周りの人達も凍ったね。

そうこうしてるうちに電車が来たので乗り込んだ。
俺の正面に女の子が座った。
正面から見るとまぁ、ブサじゃないけど美人でもない。おとなしそうな子だった。
お?女の子の横に奴が座った!?
思わず見守ってしまったさ。
女の子は凄く嫌そうな顔をしている。

電車が動き出した。奴が脇に抱えていた下品な本を広げる。
アレじゃ女の子にも見えるだろうに・・・と思っていたら女の子は下を向いて寝たふりをしていた。
20分ほど電車に揺られていたら、奴が本をカバンにしまって降りる仕草をしだした。
女の子もほっとしたように顔を上げる。奴がドアのほうに行く。
あれ?女の子も立ち上がった。
女の子は奴の背後に着いた。

電車が駅に着きドアが開く。
奴が降りようとしたその瞬間。
女の子が持っていた大き目のバックを振りかざし、男の即頭部をナグった!!Σ(д)゜゜
奴が駅のホームに転がり落ちる。

周りにいた人たちがドン引きな中…

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