息子は育て方がどう悪かったのか未だに分からないが地元のチンピラを束ねるリーダーの直参として中学の頃からいろいろしていた。
自分も決していい育ちとも言えないし若い頃はそれなりにやんちゃだったけどここまでじゃなかった。
だけど長男は非行に走っても両親に手を上げることはなく、根っからの悪ではなかった。
でもリーダーの直参となるといろいろと場面にいることになる。どうやら警察に目をつけられたらしくうちに何度もおまわりさんがやってきたりもした。
息子は殺人に関与したとして堀の向こうにいってしまった。
そしてそこから慰謝料と賠償金の問題で家計は火の車になった。
妻は毎週遺族に謝罪の手紙を書き。私は月一回書いていた。
慰謝料は私と妻の家の資産をすべて売り払ってもまだ足りなかった。
残った二人の子は大学に進んでいたが仕送りもできずつらい思いをさせた。
私は馬車馬のように働き家計を守った。
だが妻の心は守れなった。そういえば聞こえはいいが妻は気にかけてくれる人がいなかったのだ。
そして妻は不貞に走った。相手はもう一人の幼馴染、Bとします。
Bは当時営業職をしていて口は達者だった。
そして私が妻を貰ったことをずっと恨んでたそうです。
そして私が家に帰れない日々が続き、妻もバイトで必死に働いていて心身ともに疲弊したところに漬け込んできたのです。
妻も当時いくらか年を食ってはいましたがまだまだ現役というレベル。
40前後の未経験のおっさんには魅力的だったのでしょう。
妻は睡眠薬を飲まされ眠っているところをゴウカンされました。
その写真をつきつけられ、仕方なく応じていたそうです。
悪事がバレたら村八分という当時の地域性もあり、妻は我慢し続けていました。
しかし、妻は男の子を身ごもってしまいました。
そうなるまで気付かなかった私も重罪人ですが、妻はそこで洗いざらい吐き出してくれました。
当然自ら望んだ不貞ではないので水に流しました。
そこで…