「大丈夫ですか!?」
って慌ててる自転車の相手に、
「危ないですよ!お腹に子供が居るのに!」
って怒ったら、救急車呼ばれかけた。
その事があって
「私、子ども大事なんだ」
って気づいて産むことを決心した。
一応電話で彼氏に告げたら
「約束が違う!!金返せ!!」
って言われた
(堕胎費用と慰謝料合わせて数十万円)
「返す代わりに養育費と出産費用半額出してね」
と返したら、
「俺の人生台無しにする気か!?」
って怒鳴られた。
お前の子どもをお前の恋人が産んで、台無しになるお前の人生って
どんなんだよ。
結局金は返さず、貰うこともなく出産。
託児所、保育所、施設、あちこちに預けながら働いて、
時には夜のパートとかけもちしたりしながら、子供を育ててた。
子どもが三歳のときお花見に行ったら、
彼と彼両親に偶然出会ったけど、完全スルーされた。
子どもが可愛くて仕方がなかいせいか、
こんな可愛い盛りの子どもなのに、あの人達可哀想だなぁという頭沸いたこと思ってた。
子どもが高校生のとき、老けた彼と彼両親がやってきた。
興信所で調べたらしく、夜のバイトをした私とは結婚できないが、
子どもを認知だか養子だかにしてもいいとさ。
子どもが欲しいわりには養育費、大学進学の費用の話ははぐらかされるから、
子どもにとっていい話じゃなさそう。
とりあえず塩まいて追い出したあと、
子どもに今までの経緯をざっと話して、
二十歳になったら決めると約束した。