嫁姉と俺は中学の同級生。
嫁姉は俺の事を覚えていたが、俺は覚えていなかった。
式前に嫁家で卒業アルバムを見せてもらい、あぁ居たんだ(でも覚えてないぞ)って感じだった。
披露宴数日前に嫁家の親戚筋が亡くなり、嫁家側の出席者が減り、親類スピーチを嫁姉がすることになった。
以下スピーチ。
私(嫁姉)が中学の時、クラスでいじめが有った。
イジメと言うか女子Aを皆で無視しろと言うモノだった。
イジメや無視は良くないが、それをしないと私もイジメに遭う。
だから私も女子Aの無視に加わった。
でも、そんな中、新郎の名無し君は無視をしないで普通にその子と会話をして、自然とイジメを無くした。
だから私にとって名無し君はヒーローなのです。
俺:そんな事あったっけ??
嫁:あぁ そう言えばそんな話、聞いたことが有る
参加者:初耳、俺君イイ男じゃないか
と、披露宴は良い流れになってきたのだが…