どこでもドアが欲しかった

医者の父は障害者の兄を見てみぬフリだった → 兄『頭が痛い』父「大げさだw」 →結果…

time 2016/11/27

医者の父は障害者の兄を見てみぬフリだった → 兄『頭が痛い』父「大げさだw」 →結果…

気付いた時には余命1か月の末期ガンだった。

父親には小説執筆の趣味があり、夢は医師兼小説家。
兄が亡くなった時啓示があったとかで精神障害を題材にした小説を執筆し、自費出版した。
弟と母にそれを読むよう勧めてきたが、二人は拒否した。
当時弟は出版社にインターンしており、父親は自分の書いた小説を編集長に見てもらうよう弟に原稿を渡そうとした。
弟は積もり積もったものが爆発して怒り狂って家を出たままそれから10年父親とはまともに顔を合わせていない。

そんな最近父は現代アートにかぶれてるらしい。
有象無象の作家にチヤホヤされてご満悦らしい。
母は良いカモだね、と言っていた。

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