自分が小学生の頃母が他界し、それがきっかけで父親が豹変してしまった。
家に帰ってこなくなり、時々酒と香水臭い体で帰ってきたと思ったら生活費をいくらか置いてシャワーを浴びてどこかへ行く。
最初の頃は夜遊びが多いだけで仕事にちゃんと行っていたが、少しずつ欠勤が増えいつの間にか仕事を変えていた。
給料も減ったため置いていくお金も減り食べていくだけでいっぱいいっぱい。
子供ながら「惨めな生活」と思われたくなくて、図書館で借りた裁縫の本通りに妹の服を作ったりしていた。
ある日家に借金取りが来た。
借金を返せなくなった父が
「返済できないので娘を好きにしていい」
と言ったそうだ。
まさにヤ○○!って感じの厳つい男に囲まれたのが修羅場。
妹を渡してはいけないと思い必死に
「私が行くから妹に手を出さないで!」
と叫んだ気がする。
震えながらヤの車に連れて行かれて乗った瞬間涙が止まらず、でも泣いたら○されると思ってずっと謝っていた。
すると…