母から「お父さんのDVが耐えられない。離婚するから一緒に来て」と言われた。しかし…

姉は母宛てのサラ金督促状の山を私に見せた。
父と姉は、母の借金発覚から離婚決定に至るまで色々相談しあっていたそうだ。

離婚原因は母がギャンブルその他で作った借金（１５００万くらい）。
ＤＶは、私の学資保険を解約して融資保証人詐欺につぎこんだことが発覚したときの一発のみ。
姉は泣きながら言った。
「借金を父に肩代わりしてもらうことを条件に財産分与など無し・無一文で追い出される借金癖有の人と、父。片方の言うことを鵜呑みにしないで、どちらにいくかきちんと考えて決めな。あんたはもう子供じゃないんだから」
と。

正直母が借金なんてするとは信じがたかったが
目の前にちゃんと証拠があったので、なんとか現実を受け止めることができた。
同時に母は私を騙したんだ、と気付き泣いた。
父に、ひどい態度を取ってごめんと謝ると父は何も言わず頭を撫でるだけで終わった。
こんな人がＤＶなんてするわけないじゃん当時の私アホ。

その後私は父と一緒にいると宣言したのだが、その日から母が出て行くまでの約１ヶ月がまさに修羅場だった。
闇金の取立ては来るし（風呂に沈めとか言われるかと思ったら意外に優しかった）
母の親類から「（母）さんに金を貸した、（父）さんが返すと言ってる」と寝ぼけた電話は来るし
毎日金金金で小さいハゲができた。
そんな毎日でも、父はただの一度も母のことを悪く言わなかったのに対し、
母は毎日こんなことくらいで別れるなんてひどい人だの、
借金なんてみんなやってるのにだの自己正当化、私がいないと生活していけない
（当時は寂しいからだと思っていたけど、今なら養育費的な意味でか？と思う）だの
ブツブツ言っていた。最後の方はなんでこんな奴が親なんだろうと思うようになっていた。

母がいなくなってからは会っていないので、今どうしているかは知らない。
私よりも、結婚したばかりの時に一連の出来事があった姉の方が大変だったと思う。
姉はもし自分が自分の夫の立場だったら別れるわｗそんなクソみたいな義親いたら
こっちまで火の粉飛んでくるもんｗいい旦那でよかったーｗと笑っていたけど目は死んでた。