ちょうどその頃に夫の浮気が発覚。
理由は
「女と結婚している気がしない、男でないような気がしたときにプリンちゃんが目の前にいて癒やされた」
と。
自分、大虎になって物壊したあげく、1週間ほど家出して旅行して考えた結果、夫がそう感じるなら仕方ない、なら自分は潔く身を引いてやろうと思って一旦帰り、離婚届出した。
その後、夫はプリンと結婚したけど、まあいわゆる農家らしいことでうまくいかなくて離婚。
夫は総スカン食って農業は廃業したと聞いた。
自分はその後別の人と結婚して子供にも恵まれ幸せにやってる。
当時は、自分としては「身を粉にして働いて家庭を支えたのに、
それで女らしくないとは!」とすべてを否定された気になったんだけど、
ほんとに仕事ばっかりで夫と人間関係を築けていなかったのも事実だった。
元夫に惚れたのは、農業を語る彼が輝いてたからだし、借金返してやろうと
思ったのはもっと農業自体に専念できるよう助けたかったんだが、
なんというか私は心を寄り添わせることを怠ってた。
3年で借金は全部返して、その後は夜勤が無いようにして、のんびり一緒に
話もできるから、期間限定だから今はいいやって思ってたけど
そういうもんじゃなかったね。
義母には家事すべて丸投げして、変な時間によろよろ
帰ってきて黙って布団に潜り込んでも一切何も言わずにごはん用意して
置いててくれてほんとうに休息できて、夫より義母に世話になったので、
振り返ると義母さんが気の毒だなと思う。