どこでもドアが欲しかった

独身時代、宝くじの高額当選金を姪の手術代として渡した→その後結婚した夫がそのことを知ると…

time 2016/11/30

独身時代、宝くじの高額当選金を姪の手術代として渡した→その後結婚した夫がそのことを知ると…

私は2ちゃんで嫌われる県営住宅育ち。
私と姉は裕福とは言わないまでも両親の愛情を十分に注がれて育った。

ところが、結婚して出産した姉の子に重大な疾患が見つかり、大きな手術でしか生存の見込みは無いと言われてしまった。
しかしその手術、おそろしいほど高額で、うちの実家どころか姉夫実家でさえ簡単に出せる金額じゃない。
姉義実家を担保にしても売り飛ばしてもまだ足りないんだ。
父と母は保険金を自分たちにかけて自殺でもしようかと話すほど事態は深刻だったのね。

ところが、そのころ私が何気なく買った宝くじが化けた。
ジャンボで、しかも連番での当りだったんでまあそういう金額だった。
もちろん最初に頭に浮かんだ通り、くじごと姉に譲り渡して一分でも一秒でも早く姪を助けてくれと懇願。
姉も姉夫もその義実家も額をすりつけるようにして礼を言ってくれて姪の手術は無事終了。
一年後には学校に行けるまでに回復した。


泣くほど嬉しくて、お金を渡した事なんかすっかり忘れていた頃私も結婚。
姪にフラワーガールなんかやってもらって、同居の決まってたトメもかわいい子ねなんてすごくほめてくれて、そりゃもう幸せだった。

しかし結婚して2年目に、義兄がやってきて私に包みを渡したのね。
義兄が言うには
「あのお金は自分たちの借金と思ってる、
長くかかるかもしれないけど必ず完済する。とりあえずこれだけは受け取って」それで渡された包みの中には・・・
にいちゃん、0が6つ以上見えるよ。怖いよ。

これを聞いて夫&トメが狂った…

(Visited 6,123 times, 1 visits today)

down

コメントする

シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • メタ情報

  •