どこでもドアが欲しかった

実家の自室に蒐集していた貴重な漫画本を、母親が近所の子供に開放したら…

time 2016/12/01

実家の自室に蒐集していた貴重な漫画本を、母親が近所の子供に開放したら…

漫画が結構なくなってたんだよ。

親を問い詰めたら、こないだの母親が来て漫画をちょこちょこ持って帰ってたみたい。
うちの親はたかが漫画ってそれを黙認してたとのことらしい。
ほんとに絶望したよ。
親にグダグダいっても価値観違う人は理解してくれないのはわかってる。

でもあんまりじゃねえかって、一冊いくらくらいするのか言ったんだよ。
そしたらやっと両親も少しは分かってくれたみたいだけど、結局は
たかが漫画にそんなバカみたいに無駄遣いしてみたいな空気だったよ。

いまのところ話はそれで終わり。
俺も大人だから仕事しなくちゃなんねえし今も職場のある街に出てきて働いてる。
最近漫画を買う気すらしなくなったアホらしくなったから
でも許せねえし許さねえ。
だけどどうしたらいいかわからねえ。
どうしようもなくって愚痴った。

もう夏に家帰る気も起きない。
汚された漫画たちを見るのも忍びないし親やあのクソ一家に会いたくない。
それに情けないことに漫画を集める気力が失われてしまった気がする。
俺の十数年と車一台買えるくらいと思われる費やされた金。
それにその本たちを買った時の思い出が色褪せてしまったように思える…
所詮その程度の想いだったんだよと言われるかもしれないが、
自分の聖域を踏みにじられた気分だ、取り返しがつかないように思ってしまう自分がいる。
でも自分の親とあのクソ一家に対する怒りは一向に収まらない。
どうするか復讐方法を考えながら心が冷却するかどうかを時間をおいてみようと思ってる。

ぶっちゃけ泣き寝入りするしかねえのかなあとも思ってるけど、
あまりにも価値観が違うから実の両親とはいえ醒めるものを感じているし
すこし距離を置こうと思ってる…

(Visited 5,796 times, 1 visits today)

down

コメントする

シェアする

  • 人気記事

  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • メタ情報

  •