どこでもドアが欲しかった

知らないおじさんに「○○ちゃんだよね」と声をかけられ、頷くと車に連れ込まれて服を破られた小5の私。そうなった理由が…

time 2016/11/23

知らないおじさんに「○○ちゃんだよね」と声をかけられ、頷くと車に連れ込まれて服を破られた小5の私。そうなった理由が…

小5の時、家の近くの道で車から「XXXちゃんだよね?」と私のフルネームを確認され、 馬鹿正直に頷きつつ誰だろうこのおじさんと思ってたらあっという間に助手席に引っ張り込まれ、のしかかられて服を破られた。

今なら「スカートなんだからめくり上げるなりずり下げるなりすりゃいいのにどんだけ必死なんだよオッサンwww」
と笑い話にできるけど、おしっこちびるぐらい怖かった。

男は「お前の親父が全部悪い」
とか叫んでたけど、もう抵抗するのに必死でろくに聞いてなかった。

へんなことされる!という恐怖より、この車くせえ!ていうかこいつがくせえ!
と生理的嫌悪感でパニックになりむちゃくちゃに暴れて、指に全力で噛み付いて逃げ出した。

襲われたといっても結局は未遂で最初のビンタ一発で済んだんだけど、ショックが抜けなくてふらふら知らない家に入り込んで植え込みの陰に隠れて泣いてた。
それからいきなり記憶が飛んで、気が付いたら家のお風呂の中だった。
いちおう自分の足で歩いて帰ってまっすぐお風呂に入ったらしい。
服はパンツまで全部ゴミ箱へ捨ててた。

帰って来た母親に見付かり問い詰められ母娘揃ってパニック状態に。
ここら辺の記憶もおぼろげだけど、病院へ連れて行かれて、車種や人相を聞かれた気がする。
その週末、母は私を連れて実家へ帰った。

「もうあの男(父)との縁は切れた」と母や母方の祖父母に言われ、
モラハラ気質の父のことは正直言って好きじゃなかったので、まあいいかで納得した。
現在も父や父方の祖父母とは一度も会っていない。

長年こんな気持ち悪い出来事は思い出そうともしなかったけど、私もおばさんに片足浸かった年齢になったので、
どういうことだったのか聞いてみたら母が渋りつつも当時の真相を教えてくれた。

それによると…

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