どこでもドアが欲しかった

結婚間際、一人暮らしの私の家に不審な手紙が。その後…

time 2016/12/03

結婚間際、一人暮らしの私の家に不審な手紙が。その後…

彼の い も う と でした。

状況を飲み込めず、恐怖心も先にたっていたので、私はそのまま人気のある道路へ向かって走り出してました。 
それ以上後ろから足音がついて来ることはなく、襲ったのが彼の妹さんだと分かり、警察ではなく、取り合えず彼へ電話することに。

電話で彼に事情を説明しながら 明るい所で自分の姿を鏡を取り出して見てみると、首の後ろの方から血が出ていました。 
だけど、それはそんなにたいした傷ではないみたいでした。

それよりショックを受けたのは、髪の方でした。 
切られていました、バッサリと。 
彼に長い髪の瑞季は好きだと言われ、伸ばしていた髪なのに。

彼の方は「信じられない、まさか・・・そんな。風子が・・・」 
とうわごとの様に言っていました。 
私でさえ信じられないのに・・・。

その後、私はタクシーを拾って一応救急病院へ行き、傷口を見てもらってから診断書を貰いました。 
傷口は縫うほどでもなかったので一安心です。 
そうこうしている内に、彼が飛んできてくれました。

髪をバッサリ切られ、首にガーゼを付けられている私の姿を見て 
彼は「ごめんな・・・」と言いながら泣いていました。 
私より彼の方が取り乱しているようでした。

そしてすぐに彼の両親に連絡し、妹さん夫婦の家へ行くことにしました。 
小さな子供も居る妹さんの家へ行くのは躊躇われたのですが、そうでもしないと話しに来てくれないだろうと言う事で、妹さん夫婦の家で話し合うことに。 

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