A子「・・・知ってたけど、好きになっちゃったんだから仕方ないじゃないですか(怒)」(早くも逆ギレ)
私「じゃあ共犯ってことでいいですね」
A子「はぁ?」
私「だって知ってたんでしょ?」
A子「・・・・・・」
私「ごめん、実はメールとか色々見たの。A子さんのこと随分好きなんだね」
彼男「違うんだよ! A子のことは好きだけど、でも最初はA子から言い寄ってきて・・・」
私「今は私よりA子さんのほうが好きみたいだし、別れようか?」
彼男「いや、それは・・・正直、私子ちゃんもA子も同じくらい好きだからどっちかと別れるなんてできないよ・・・」
私「二股続けるってこと? 最低だな」
彼男「いやぁ・・・A子とは結婚する気まったく無いし、結婚するとしたら絶対私子ちゃんだし、別れたくないけど、
私子ちゃんがそう言うなら別れるよ。申し訳ないけど別れたい」(どっちだよ)
私「婚約中に不貞行為で破談になったら、私は彼男を訴えることができるけど」
彼男「えっ!? 訴える!?」
私「ついでにそこでふてくされてるA子さんもご一緒に」
A子「なんで私が!」
私「彼男が婚約中ってこと知ってたんでしょ?」
A子「そんなこと知らなかったもん!」
私「いや、さっき知ってたって言ったじゃん。録音もしてますからね。2人から慰謝料もらうつもりだし」
A子「キー!!!」
彼男「私子ちゃん大袈裟だよ、訴えるなんてやめてよ、個人の気持ちの問題なんだからさ」
私「同じ会社の2人が不貞行為なんかで告訴されるなんてねー。会社で周りの人に知られたら気まずいだろうねー。
っていうか上司にはバレるだろうしー。恥ずかしいよねー。居づらくなっちゃうねー。かわいそー。クビかもねー」
彼男・A子「・・・・・・」