彼男「ありょぇ!?(うわずって変な声出たらしい)」
私子「浮気してたの?」
彼男「し、してない!
知り合いだけど友達っていうか先輩っていうか飲み仲間っていうかさ」
あきらかに動揺していて見ているこっちがなんだかいたたまれなくなった。
私子「ホテルカ●●ラ●カのベッドは寝心地良かった?」
先ほど送られて来た写メを見せながら真っ直ぐ目を見て言った。
(ホテルの名前は、写メに写っていたデジタル時計のパネル?に書いてあったのが見えた。)
絶句する彼男。
彼男「その写真…なんでそんなん持ってるだよ…」
私子「さっき浮美さんから電話があったよ!私のことを遊びだとかなんとか言われた。
ご丁寧に写メまで送ってきたんだよ!
もしかしてさっきまで一緒にいたんじゃないの!?」
顔面蒼白な彼男。
長い時間下を向いて黙り続け、いきなりがばっと土下座して
彼男「本当にすみませんでした!!!」
と泣きながらあやまり出した。
どばっと言い訳をまくし立てられたが、要約するとこういうことらしい。
結婚が決まって、これから何十年も家庭に入るのかと思うと幸せな反面少し憂鬱で、
男として最後に色々と派手に遊びたかったらしい。
自営業が波に乗りまくって自由に出来るお金はかなりあったので
寄ってくる女は腐るほどいたと。
私子はあまり物欲が無く、
ブランド物や高価なディナー的なものにはあまり興味が無かったので、
そういうのをねだって来る派手な女
(こんな高価な女はべらせちゃう俺スゲー的な)を適当に探していたら、
スナックで意気投合した浮美と体の関係へ。関係は2ヶ月ほど。
だけど本当に遊びというかなんというかもごもごryで、
お前と幸せな関係を気づきたいと思ってるんだ!なんでもするから許してくれ!と。
もうね、目玉ドコー状態。
私子「結婚まで決まってて、そんな事してたなんて許せない。
結婚は破談にしよう。」
彼男「おい!お前いなくなったら俺生きてけねーよ!
子供はどうするんだよ!?」
私子「産むに決まってるでしょ。私一人で育てますから。」
彼男「ま、待ってくれ!浮美とは別れるから!!今から目の前で別れるし縁切るから!!」