どこでもドアが欲しかった

飲み屋にて、ある事件について力説する元警官に、おばちゃんが一喝!

time 2016/12/04

飲み屋にて、ある事件について力説する元警官に、おばちゃんが一喝!

そのうち、客の1人のおばちゃんが、自分のグラス持ってそのオヤジの横に移動したのよ。

そのおばちゃんは、気さくで明るくて面倒見のいい人でさ、 飲んでてちょっと殺伐としても、さらっと面白い事言ってその場を和ませる人で、 (笑いでgdgdにしちゃう人とも言えるんだが) あーまた冗談で流しちゃうんだろうなーって思いつつ見てたんだ。

そしたらそのおばちゃんはオヤジに向かって、 
「警察ってのは、個人の生命と身体と財産の保護に任じるもんだ、って、 法律に書いてあるんだよ。 その最低限の自分の仕事もできないで、 残された人間に一生納得いかない人生歩ませるような野郎のどこが結婚相手に一番いいんだか言ってみろ!」 
って一気に言った。

いつもと全然違うおばちゃんに店内一同びっくり。 
そのオヤジは真っ赤な顔して黙っちゃった。

周りはその時は何も言わなかったけど、後で街で会うと 
「あん時はスッキリしたよー」ってみんな言ってる。

おばちゃんは別のおばちゃんに
「アンタ法律なんて良く知ってたわねー」って褒められて、 
「浅草の寄席の漫才で言ってたのよー」とか笑いながら照れてた。

オヤジはその後も店に来るけど、ちょっと偉そうじゃなくなったw

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